
11月10日~12月10日は「熊本県人権月間」(←タップで県ホームページへ)です。
県では、県民が人権をより身近なものとして考えるきっかけをつくるとともに、人権問題に対する正しい理解と認識を深めることを目的として、この期間中、県や市町村において様々な取組みが展開されます。
天草ほけんサポートは、熊本県人権月間PRサポーターとして、この取組みの周知を行っています。
先日、ハンセン病を取材してこられた元熊本放送チーフディレクターの講演を拝聴する機会に恵まれました。
お話の中で、差別はいけないという建前はあってもいざ自分にふりかかった時どうなのか。当時、分かっていたつもりなのに、取材中に出されたお茶を飲みたくないと思ってしまった、取材後は手をしっかり洗わなければ我が子に悪いことが起こるのではないかと思った、などの経験をもとに、自分とは違う世界を怖いと思うことが差別を生む、正しく理解することが大切と教えていただきました。
コロナ禍当時、他県ナンバー車や里帰りの方などを非難する風潮があったことにも触れられ、建前と自分にふりかかってきた時の対処はいつの時代も変わらないと感じました。差別をなくすには正しい理解が不可欠です。